
あなたは就職先を選ぶとき、何を基準にしていますか?
「大企業だから安心」「有名だから安定している」そんな理由だけで就職先を決めていませんか?
これまでの就職活動では、企業から応募者に向けた一方的な情報発信と、志望動機・自己PRなどの採用選考のための質問による採用選考試験が行われてきました。
しかし、今後の労働人口減少社会の中で、これから社会に出て貴重な人財として活躍しようとしている若者が「就職する上での大きな不安」を抱えたままの就職活動で最終的な就職先を決め、働き始めて「イメージしていた会社と違う・・・」という理由で転職を繰り返す社会というものが本当に正しいのでしょうか?
就職先を真剣に探す若者が、志望先企業に対する企業研究の一環として「社長や採用担当者」に対して、もっと会社の内情に関して詳しいことを聴ける「逆質問」というものが活発に行われるようになれば、イメージをもとにした就職先選びによる”ミスマッチ”という不幸を回避して、求職者にも中小企業にとってもHappyな結末を迎えられるのではないでしょうか?
皆さんがこれから就職先を選ぼうとしている社会は、10年単位で大きく変化しています。
これから社会に出て働こうとしている中で、自分が30~40年先も働き続けていこうとする未来を考えないでいると、AIが進化して「ホワイトカラーがなくなる!」と言われている中で企画や事務と云った職種で就職しても、その仕事が5年先10年先には要らない仕事になるリスクがあります。
一方、地球温暖化が年々激化し、50年以上経った旧い建築物が次々と壊れていく社会の中で、修理する技術者は高額の給料を払ってでも必要不可欠な世の中になりつつあり、アメリカでは「ブルーカラービリオネア(高度有資格技術者)」といった、これまで3Kの職場として敬遠されてきた職業の人たちが社会からリスペクトされ、弁護士よりも高給取りになっているという社会現象も起こっています。
就職先選びということは、これまで経験したことのない「未来」を予測し、自分からアクションを起こす大きな決断を迫られる人生の一大イベントになる訳ですから、ぜひともこの機会にこの先の未来社会がどういう風に変わっていくのかをしっかりと自分で考えてみて、どうしても自分だけで答えが見つからなかったら、ご家族・学校の先生に限らず、就職を希望する会社に訪問した際に、社長さんに積極的に質問をして、自分なりの答えを見つけ出して就職先選びの参考にしていただきたいと願っています。
Q.AIが急速に進展する中、御社の10年先はどんな会社になっているとお考えですか?
Q.労働人口が減ってゆく中、有能な社員をどのように採用していこうとされていますか?
Q.御社が10年先も同業他社の中で勝ち残っていける差別化のポイントを教えて下さい。
これから先の自分の人生を託そうとする会社が将来も存続し続けるためにも、就職先に「安定」を求めるのは自然な考え方です。しかし「大きいこと/有名であること=安定」ではありません。
「安定」の反対語は「不安定」といったマイナスイメージの面がありますが、ポジティブな側面として「エネルギッシュ」「情熱的」「変化に柔軟」といった良い意味での捉え方もあります。
『安定は情熱を欠き、不安は情熱を掻き立てる』といった言葉があるように、絶えず「このままではいけない!」と思って年々成長している会社であれば、給与も年々上げていくことも出来ますが、「安定」しているということだけで成長がストップしていて給料が全然上がらないといった会社は山ほどあります。
では、そういった違いはどこで見分けることができるのかと言ったら、『経営者の考え方』で見極めるのが一番分かりやすいポイントになってきます。
これまでの就職活動で、志望先企業の会社情報/求人情報について掲載されていることしか判断材料がありませんでしたが、これから先は応募者が志望先の中小企業の社長さんに対して分からないことは積極的に詳しく説明してもらえる『逆質問大歓迎!』の就職活動が出来るようにしてみませんか?
1.大企業ではなく御社で働くメリットって何ですか?
2.今いる社員の皆さんは、御社のどんな点に魅力を感じていらっしゃるのですか?
3.今後どういった方法で成長を目指しているのか分かりやすく教えていただけますか?
世の中には「大企業」と「中小企業」というくくりもありますが、「上場企業」と「非上場企業」というくくりもあります。
この「上場企業」は現代社会では、誰のために経営しているのかと言ったら「株主」の利益のために経営しているという側面が強いため、大企業で数千人単位でのリストラも当たり前に行われています。
一方、日本企業の99.7%を占めると言われている中小企業は「非上場企業」であることが一般的で、中小企業の現場では「家族主義」的に『働く社員』のことを自分の家族のように大切に思い、『社員の幸せ』ということを最も大切に考えて経営をされている会社がたくさん在ります。
もちろん「中小企業=社員を大切にする会社」ばかりではなく、多くの人の目が届かないことを良いことにブラック企業が多数存在しているというのが、悲しい現実ではありますが、中小企業の中でもしっかりとした考え方を持って、未来に向けて成長するためのチャレンジを続けていて、その上で社員の皆さんの給与が年々上がり続けるような努力をしている会社を見つけることもできます。
そのためには、働く社員の皆さんに期待すること、その期待に応えているか判断する人事評価のポイント、自分が成長したらどのくらい給料が上がっていくかといったことをキチンと就職試験の段階で全てオープンにして入社の判断ポイントにしてもらうといった中小企業も少しづつではありますが、現れてきています。
具体的にどんなポイントで質問していいかわからないと思いますので、実際に中小企業の社長さんにインタビューした事例も導入事例として紹介していますので、皆さんがこれから就職活動をする際に社長さんにインタビューしてみることをされてみてはいかがでしょうか?
多くの中小企業には「社員を大切する!」と言いながら「人事」に関して専門知識がないばかりに日本の会社が横並びに展開する「年功序列型賃金」の人事制度を展開している会社も多数あります。
ぜひとも、就活生の皆さんが中小企業の社長さんたちに「私たちが働こうとしている会社の中味」について『質問力』を身に着け、ドンドン説明してもらい、自分が『働きたい!』と思える会社に巡り合えるよう自分磨きをしていただきたいと願っています。
1.御社の人事評価シートや給与テーブルを観させていただくことは可能ですか?
2.御社内でキャリアアップしていくモデルがあったら教えていただけますか?
3.そのための社内の研修制度や教育プログラムを拝見させていただけますか?
4.社員の成長を支援するために具体的に行っている教育の仕組みはありますか?
5.経営理念を一人ひとりの社員が実践していこうと思った時にどんな風にしたら実践できるのですか?
就職活動は、あなたの人生における重要な選択です。
「イメージ」や「なんとなく」で決めるのではなく、しっかりと会社の中身を理解し、納得した上で就職先を選んでください。
そのために、逆質問は最も有効な手段です。
逆質問をすることで:
逆質問を嫌がる会社は、実は答えられる仕組みを持っていない会社である可能性が非常に高いと思って間違いありません。
自分の未来を託す大きな決断をする以上、悔いのない就職活動をされることを祈念しています。
神奈川県内で逆質問を大歓迎している優良中小企業のインタビューを多数掲載しています。
実際の経営者の声を聞いて、あなたの就職活動に活かしてください。